ものづくり補助金 省力化(オーダーメイド)枠
2024/01/11
こんにちは。
助成金・補助金の申請サポートをワンストップで行なっています、
一般社団法人 公的資金導入支援協会のオフィスアシスタント兼WEB担当の伊神です。
今日は、現在募集中の「ものづくり補助金 省力化(オーダーメイド)枠」について紹介します!
現在ものづくり補助金で公募開始されているのは、「省力化(オーダーメイド)枠」(17次)のみで、スケジュールは以下の通りです。
また、18次締切分は省力化(オーダーメイド)枠、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠を公募予定です。ただし、17次締切分に応募する事業者は18次締切分に応募できませんのでご注意ください。
公募開始 | 2023年12月27日(水)17:00~ |
電子申請受付 | 2024年2月13日(火)17:00~ |
申請締切 | 2024年3月1日(金)17:00まで【厳守】 |
ものづくり補助金は、新しいサービスや試作品の開発、ものづくりの生産プロセスを改善し生産性向上を図るための設備投資を補助してくれる補助金で、製造業以外の企業様や個人事業主様、創業間もない方でも申請可能です。
また、「省力化(オーダーメイド)枠」の最大補助金額は1億円と、他の補助金と比べて大きな支援を受けられるこころ強い制度です。
それでは、「省力化(オーダーメイド)枠」について詳しくみていきましょう。
「ものづくり補助金 省力化(オーダーメイド)枠」は、
人手不足の解消に向けて、デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)の導入等により、革新的な生産プロセス・サービス提供方法の効率化・高度化を図る取り組みに必要な設備・システム投資等を支援するものです。
つまり、
「こんな開発をしたらもっと生産性が上がるのでは?」
「このアイデアを形にできたら効率化が進むのでは?」
という計画や考えがあり、必要な設備やシステムがある事業者様向けの補助金です。
※デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)とは、ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ(SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で設計された機械装置やシステム(ロボットシステム等)のこと
◎省力化のための専用設備(ICTやAI等)を導入したい
◎革新的サービスを開発するために設備投資を検討している
◎生産性向上のためにシステム開発を行ないたい
以下の要件を全て満たす3~5年の事業計画を策定すること
- 給与支給総額の増加
事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上増加させること。 - 最低賃金の引き上げ
事業計画期間において、事業場内最低賃金(補助事業を実施する事業場内で最も低い賃金)を、毎年、地域別最低賃金+30円以上の水準とすること。 - 付加価値額の増加
事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年平均成長率3%以上増加させること。
以下の全ての要件に該当するものであること。
- 3~5年の事業計画期間内に、補助事業において、設備投資前と比較して労働生産性が2倍以上となる事業計画を策定すること
- 3~5年の事業計画期間内に、投資回収可能な事業計画を策定すること
- 外部SIerを活用する場合、3~5年の事業計画期間内における保守・メンテナンス契約を中小企業等とSIer間で締結することとし、SIerは必要な保守・メンテナンス体制を整備すること
- 本事業に係る資金について金融機関(ファンド等を含む。)からの調達を予定している場合は、金融機関による事業計画の確認を受け、金融機関による確認書を提出いただく必要があります。
補助金額 |
【従業員数】 ※()内は大幅賃上げを行なう場合の特例 |
補助率 |
【中小企業】 【小規模企業者・小規模事業者 再生事業者】 |
補助対象経費 |
・機械装置、システム構築費 |
その他の注意点
※対象経費は、交付決定を受けた日付以降に発注を行い、補助事業実施期間内に支払いを完了したものに限ります。
※補助事業実施期間内(最遅で2024年12月10日まで)に、発注・納入・検収・支払等の全ての事業の手続きを完了し、実績報告書を提出すること。
※申請には、「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要です。
その他、特例や詳細については下記17次公募要領をご確認ください。
公募要領はこちら
※制度の内容、詳細は上記公募要領より引用、参照しています
補助金は、希望する事業を始める前の計画時から補助金スケジュールを確認し、応募の準備を行なうことが大切です。申請までの順番を間違えると、たとえ採択されても経費として認められず不支給となってしまう場合もあります。希望する事業の取り組み時期や設備の購入時期が決まっている方は十分な注意が必要です。
検討段階からのお早目のご相談がおすすめです。
個別相談会では、1社1社ご担当者様とお話をさせていただいております。
1対多数では「自社が該当するのか?」「結局、何から手を付けていいのか?」と、なかなかご判断が難しいかと思いますが、貴社のご状況についてしっかりとお話を伺ったうえで、
・該当する助成金や補助金の診断
・申請までに何を準備し、何をする必要があるのか。
・また、取り組み方の選択肢
についてご説明、ご提案させていただきますのでご安心ください。
企業様向け個別相談会は、日本全国、各地域にて行なっています。
助成金・補助金をご検討中の方、気になっている方はぜひチェックしてくださいね。
開催地域や時間帯など、ご都合の合わない方は「オンライン企業個別相談会」も行なっていますので、こちらも併せてご確認、ご検討ください。
◆直近の助成金・補助金 個別相談会スケジュール◆
- 1月16日(木)愛知県 豊田市立崇化館交流館
- 1月22日(水)愛知県 一宮市民会館
- 1月30日(木)神奈川県 藤沢商工会議所
- 2月5日(水)愛知県 清須商工会館
- 2月26日(水)千葉県 柏商工会議所
《各地域開催》個別相談会へのご予約、お申込みはこちら
《オンライン》個別相談会へのご予約、お申込みはこちら
当記事の内容、ご紹介制度の詳細については記事公開時の最新情報を掲載しており、詳細は公式サイトより抜粋、引用させていただいております。
各種制度は年度毎に見直し更新され、また、年度内にも拡充や予算到達による早期受付終了などがございます。実際のお取り組み、申請の際には最新スケジュールをご確認ください。
また、ご相談はお取り組み前、検討段階にてお問い合わせいただきますようよろしくお願いいたします。
▼運営者情報▼
一般社団法人 公的資金導入支援協会 名古屋本部
住所:愛知県名古屋市中区丸の内二丁目18番20号 DK丸の内ビル5階
電話番号:052-218-4580
FAX番号:052-218-4581
一般社団法人 公的資金導入支援協会 東京事務局
住所:東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5階